〒949-7252
新潟県南魚沼市水尾852
山口工務店では無垢の木材を使用したオーダーメイドの囲炉裏テーブルを製作、販売しております。
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TOP > 囲炉裏テーブルの使用方法
必要な道具 | 灰、火鉢、五徳、炭、灰ならし、火箸、火消しつぼ |
お好みで用意すると良いもの | 酒燗器、鉄串、魚串立て、金網、囲炉裏鍋、鍋かけ |
囲炉裏テーブルに使用する灰は、主に木灰かセラミック灰の2つです。木灰は古くから囲炉裏や火鉢に使用するのに適した灰とされており、断熱性や火力・空気調整などの性能面が優れているのが特徴です。木灰を使用する際には、放射能やダイオキシンなどで汚染されていない安全なものを選ぶと良いでしょう。セラミック灰とは、珪藻土(けいそうど)と呼ばれる堆積岩を1,000度ほどの高温で焼成し、セラミック化したものです。木灰に比べて低価格で、ホコリが立たず道具やお部屋が汚れにくいため扱いやすい灰です。
囲炉裏テーブルに使用する炭は、無臭無煙で火力が強い備長炭が最適です。
しかし備長炭は火をつけにくく短時間で燃え尽きてしまうため、くぬぎ炭と混ぜて使うと良いでしょう。くぬぎ炭は備長炭ほどの火力はありませんが、燃えやすく火の維持などの使い勝手が良い炭です。また、燃えている際の香りもとても良いので、より情緒のある雰囲気を楽しんでいただけます。
火鉢を用意
まずは、火鉢をご用意していただきます。
素材は金属製や陶磁器製、木製など様々なものがありますので、お好きなものをお選びください。
灰を入れる
次に灰を入れていきます。
火の調節をしたり、火箸を刺したりできるよう灰の量は多めに入れる必要があります。少なくとも底から10cmほどの量を入れると良いでしょう。
市販の川砂やレンガを敷けば灰の節約もできます。
灰の量は以下の計算式をご参考ください。
容量:縦×横×深さ=必要容量(ml)
重さ:必要容量(ml)÷1.5=重さ(kg)
炭をおこす
市販の炭おこし器をご用意していただき、ガスコンロで炭をおこします。
七輪がある場合は、七輪で炭をおこしてから火鉢に移し替えます。
囲炉裏テーブルでお食事
五徳を置き、その上に鍋や網を置いてお食事をお楽しみください。
灰がない場合は、七輪やガスコンロを置いて代用していただくことも可能です。
火を消す
炭に灰を覆いかぶせて火を消します。
その際、灰が舞い上がらないようにお気を付けください。
火消しツボがあればその中に炭を入れれば自然と消化します。
・炭火による火災に気を付ける
火を使用しているため、扱いには十分注意が必要です。
紙などの燃えやすいものを近くに置かないようにしましょう。
・室内で使用する際はしっかりと換気を行う
炭の使用中は一酸化炭素中毒になる恐れがあるため、窓を開けたり、換気扇をつけたりなどこまめに空気の入れ替えを行ってください。
・火傷しないよう注意する
不用意に火鉢に触れたりせず、火箸やトングなどの道具を使用しましょう。
近づき過ぎると火の粉が飛んでくることもございますので、適度な距離を保ってお使いください。
・汚れたところはきれいに拭き取る
使用後は灰などが机周りや火鉢についていないか確認し、汚れている部分はしっかりと拭き取り、綺麗な状態を保つようにしてください。